Inbody測定は条件が変わると体脂肪率の結果が1%以上も差がでることが判明
スポーツクラブでInboydy測定を行なうときは、できる限り同じ条件で測定しましょう。そうでないと測定結果で大きな誤差が生じてしまいます。今回は条件変更でどのくらい測定結果が異ななるのか?を実際にやってみました。
3回の測定について
今回は札幌市内の某スポーツクラブR(平岸とアリオ)で測定しました。
- 平岸(夕飯後)
- アリオ(夕飯前)
- 平岸(夕飯後)
1回目と3回目で似たような結果が出て、2回目の結果が異なった場合、夕飯を食べたかどうかで測定結果に差が生じると考えられます。
測定器はどちらも同じなので、測定器そのものの差で結果が変わるとは考えにくいはずです。またすべての測定は運動前に済ませました。
なお測定結果の詳しい読み方についてはこちらからご覧ください。
以下の測定器を使用しました。
体成分分析装置 伊藤超短波 ボディーコンポジションアナライザー InBody770
3月21日:平岸
測定条件
- 夜(20:45)
- 夕食後
3月26日:アリオ
↓測定条件
- 日中(15:46)
- 夕飯後
3月28日:平岸
測定条件
- 夜(20:45)
- 夕飯後
考察:日中は身体能力が落ちる?
夜に測定した平岸では、1週間の時間が空いても結果はあまり変わりませんでした。強いて言えば、21日よりも28日の方が体脂肪率が落ちています。
一方で日中に測定したアリオでの結果は、平岸に比べて良くないです。筋肉が落ちて脂肪が増えています。もちろん体脂肪率も上昇してしまいました(+1.1%)
同じ系列のジムで、同じ測定器を使ってこうまで結果が異なると、やはり何か原因があると思います。
- おやつを食べていなかったので空腹だったから
- 夜は良い結果が出て、昼は良くない結果がでるもの
- 夕飯でタンパク質を補給すると、それが結果に反映される
日中はパフォーマンスが落ちる...ってのは考えにくいです。なぜなら夜よりも日中の方が動き回るからです。
となると、単純に「空腹感(満腹感)」の状態が測定結果に影響を及ぼしたのでは無いか?と思います。そしてこの推測を調べるには
- 昼食後に測定する
- 夕飯を抜いて測定する
この2種類を測定すれば、より詳しい予測が成り立つのでは?
どこかのタイミングで実験してみます。
あとがき
ジムのトレーナーさんにInbodyについて突っ込んだ質問をすると、ふわ~っとした回答が多いんですよね。
そんなわけで今回は自分自身で確かめてみることにしたのです。結果としては、まだまだ確信が得られたわけではありませんが...